2008年01月10日

013心音


013 心音

ココロの音

カラカラ

コロコロ

いろんな音

フワフワ

ドキドキ

いろんな音

みんな同じじゃない音

それぞれの音

ココロの音

空に舞い上がり

陽にひかり

届け 想いとともに

ココロノオト

 

2007年08月05日

62 風の回廊


62 風の回廊

雲の間
空の間

何処かへと続く道

雲も光も通れず
ヒトは感じることしかできない

其処へいくのを許されたのは

ただ独り

何処へ向かうか
風しだい

吹き抜ける風
空へ舞い上がったそのときは

その道を歩いているのかもしれない

風だけの
風の道

何処へ続くか
風の回廊

 

2007年05月07日

53 ココロ


53 ココロ

季節が巡っていくように
人のココロも変わっていく

季節が移り行くように
人の想いも変わっていく

変わらないものが
あってほしいと願う

季節が巡っても
移り行く季節でも

何も変わらないココロが
あってほしいと願う

でも
一番変わるのは
自分のココロなのかもしれない

 

2007年03月24日

12安らぐ場所


12安らぐ場所

いつも笑い泣き
そして眠る

ただそれだけの居場所

当たり前のことを
当たり前にできる場所

友達という空間
親という空間
自分という空間

空間という名の場所

自分が
自分に戻れる場所

それが
自分にとっての安らぐ場所

 

2006年12月23日

08詩(うた)


08詩(うた)

詩(うた)に乗せて
想いを風にのせる

風に吹かれた想いを乗せた詩(うた)

何処へ行くのか
一方通行なのか
誰かが受け取るか

そんなのわからない

誰かに届けと願い
誰か聞いてと想い
誰か笑ってと祈る

想いの詩(うた)

風にのって何処へいく?

自分の想い・・・何処へ飛ぶ?

 

2006年10月08日

09 おひるごはん


09おひるごはん

お腹がすいて
外へ出て
ベンチにすわる

お天気の日

パンを食べて
缶コーヒーのんで
ため息ひとつ

タバコに火をつけ
煙とともに
そらをみる

お天気の日

いつもの日常

おひるごはん

 

2006年08月17日

92 理由


92 理由

訳もない
理由もない

ただそうしたかっただけ

ただ風が吹いたから

アルピニストが山を登るとき
「山があったから」
そう言うのと同じ

ただそうしたかっただけ

独りが良いとか
あなたを傷つけたくないとか
そんなに想いの入ったものでもなく

ただそうしたかっただけ

訳なんて
理由なんて

後から
ついてくるもの

後から後から
歩いてくるもの

自分の行動を説明するためだけに・・・

 

99虚無


99 虚無

やってもやってもダメばかり

私の周り
ダメってコトバだけが並んでる

走っても走ってもダメばかり

私の景色
ダメってコトバだけが見える

ココロにぽっかり穴あけて
穴開いてる事にも気づかない

そんな想いばかりにはなりたくない

燃え尽きたココロの
くすぶってる小さな火

最後に守るべき小さな火

私の私が見つけて守ってきた小さな自信

これだけは
消されたくない

ダメってコトバで・・・
虚無って色で・・・

 

2006年07月22日

15風に吹かれて


15風に吹かれて

風に吹かれて 流されてみたい

何処へいくのか
どんな色が見えるのか

水が流れていくように
風に吹かれて 流されてみたい

他人が思うほど
弱くも強くもないのが
きっと自分というもの

風に吹かれて
流されてみたい

シャボン玉のように
そらの中へ

 

91お邪魔虫


91お邪魔虫

今の私をあらわすなら
「お邪魔虫」

ネコとい生物らしい私は
ヒトを癒すとも言われているが

それは勝手に言われていること

私の知ったことではない

今の私はただの「お邪魔虫」

なんてことはない

傍にいて欲しいときだけ
伸びてくる手
傍にいてほしくないときだけ
向ける背中

気まぐれな私には丁度いい

なんてことはない

今の私
ただの 「お邪魔虫」

 

2006年06月25日

20 おやすみ


20 おやすみ

夢を見た
何もなくてただ光があった

ただそれだけ

目覚めて首をかしげた
何もなくてただぼうっとした

ただそれだけ

なんだかちょっと安心した
なんだか分からないけど
安心した

そして
また毛布を抱えて
枕を抱いて
まるくなって
眠った

おやすみなさい

 

2006年06月16日

21 痛み


21痛み

誰しもココロに抱える痛み

その痛みは
本人にしかわかることはできない

一緒に感じていたくても
一緒に想っていても

それでも
結局は本人にしかわからない

何もすることはできないだろうか?

偽善と言われてもいい

ヒトが泣いている傍で
肩を貸すことしかできない自分に…

苛立ちを覚える

痛み

ココロを痛めた分だけ
優しくなれるという…

優しいヒトだけが
ココロを痛める

無神経に刃物を振り回すもの

痛めていることにすら
気が付かず

上から見おろすだけ…

そんな人間にはなりたくないと願ったのに…
振り返った先に見えた顔

刃物を振り回していたのは
誰でもない
自分だったかもしれない

 

2006年05月26日

85 あなたに見えますか?


85 あなたに見えますか?

小さな変化が見えますか?

ココロも変わる
ヒトも変わっていく

そんな変化が見えますか?

小さな小さなものだけど

些細なささいなものだけど

気がつかずに
通り過ごしてしましそうなもの

小さな日常の変化
小さな変化の生む小さな幸せ

あなたにはみえますか?

 

96 氷点下の微笑


96 氷点下の微笑

土足で上がりこむあなた達に

「同情」という言葉で入ってくるあなた達に

私ができる唯一の反応

それが

氷点下の微笑

笑顔で隠す傷つく心

 

2006年05月10日

54 君との距離


54 君との距離

風が通り抜けるくらいの

君との距離

コレが
二人の距離

決して縮まることのない距離

手を伸ばせば届くけれど
決してあと一歩は踏み出さない

それが暗黙の了解

一番心地よい
君との距離